171: 2017/01/16(月)18:24:12

メレメレ島、茂みの洞窟。
島巡りの試練に使われる洞窟だが、試練が行われている時以外は人気が無い天然の洞窟である。

スイレン「あっ、フーディン。ごくろうさま」

フーディン「フー…」

洞窟で待機していたスイレンは、フーディンからハンサムのデスノートを受け取った。
それから、フーディンはまたテレポートしてどこかに消えた。

リューク「で、あのフーディンは…」

スイレン「うん。ヴェラ火山にダイブするよ」

リューク「…お前、火山をゴミ箱みたいに使うなよ…」

 

172: 2017/01/16(月)18:24:22

スイレンのデスノートに書かれたのは、捜査員1とフーディンの名前。
捜査員1は心臓麻痺で、フーディンは自殺で殺されていた。

〇年×月■日 午前7時30分
上司からデスノートを借り、フーディンを繰り出す。
その後、心臓麻痺により死亡。

〇年×月■日 午前7時30分
トレーナーが上司から借りたデスノートを持って、メレメレ島の茂みの洞窟にテレポートする。
そこで待っていた少女にデスノートを渡した後、またテレポートを使ってアーカラ島のヴェラ火山公園に行き、火口に飛び込んで自殺。

 

173: 2017/01/16(月)18:24:31

帰宅したスイレンは、早速ハンサムを殺す準備に取り掛かった。

スイレン「えーっと、あの国際警察はなんて書いたのかな」

リューク「おっ、このページじゃないか?」

スイレン「そうだね。どれどれ…」

心臓麻痺
〇年×月▼日 午前3時30分
刑事人生の中で最も興奮した事件の記憶の中で死亡。

174: 2017/01/16(月)18:24:38

ハンサムの本名と共に書かれていたのは、ハンサムが自身の死をノートに書いた日から23日後の指定での心臓麻痺であった。

リューク「へえ、いかにも刑事って感じだな」

スイレン「…くだらない」

スイレンはその文章に二重線を引き、新しい内容を書いた。

スイレン「こうして二重線を引けば訂正できるんだよね?」

リューク「ククッ…ああ、新しく書いたほうの死因が実現するぜ」

 

175: 2017/01/16(月)18:24:45

スイレン「この国際警察を始末するのは明日でいいや。まずはマオを殺すのが先決だよ」

スイレン「サトシをただの心臓麻痺で殺したのは後悔してるんだ…ホウとスイに邪魔されたとはいえ」

スイレン「カキはサトシの手で殺されたし、残る標的はマオだけ」

スイレン「だからマオはこの上なく残酷な方法で殺す」

スイレン「いまわしい過去と決別して、明るい人生を歩むために!」

スイレン「…今日は明るいうちに材料を揃えるよ。リュークもついてきて」

リューク「ククッ…」

リューク (やっぱりお前…復讐のせいで自分を見失ってるな)

リューク (お前が聡明なままだったなら、こんな杜撰なことはしなかったろうに)

リューク (まあ…うまくいくことを祈ってるぜ。スイレン)

 

 

176: 2017/01/16(月)18:25:19

ハンサム「…やってくれたな」

アーカラ島8番道路モーテル。
ハンサムたちが捜査本部として利用しているその場所では、デスノートの力による惨劇が起こっていた。

捜査員3「…」

捜査員4「…」

捜査員たちが心臓麻痺で死亡したのである。

ハンサム (捜査員2と捜査員5も外出したきり戻ってこない…)

ハンサム (電話もメールも駄目…殺されたと考えるべきか)

ハンサム「クソッ…!」

ハンサム (なんとしても所有者は捕まえる…!)

ハンサム (所有者を逮捕すれば、死んでいった彼らも報われよう)

ハンサム (…負けはしない。負けられるものか)

ハンサム (我々こそが正義だと証明する、その時までは)

 

177: 2017/01/16(月)18:25:32

その日、マオはカーテンを閉め切った薄暗い自室にこもっていた。
洗脳されたような虚ろな目で、ぶつぶつと何かを繰り返し呟きながら。

マオ「死神…」

マオ「死神のノート…」

マオ「あいつがみんなを殺した…」

マオ「リーリエも…マーマネも…カキも…ククイ先生も…あいつが殺した…」

マオ「時が来たら殺す…」

マオ「スイレンを…殺す…」

 

178: 2017/01/16(月)18:25:42

マオを拷問するための材料を揃えたスイレンは、疲れた表情で帰宅した。
海が好きなスイレンにとって、何時間も森を歩くことは苦痛だった。

スイレン「ただいまー」

リューク「…ククッ ただいま」

スイレン「…ふう、疲れた」

スイレン「マオの死をデスノートに書いて…少しだけ寝ようかな」

リューク「…ククッ そうだな」

リューク「早く書いて休んだ方がいいぜ」

スイレン「そうするよ…殺すのは夜になるし、こんな体調じゃまずいからね…」

スイレンは欠伸をしながらノートを広げた。

 

179: 2017/01/16(月)18:25:52

そうして、マオの死の予定は完成した。

マオ 心臓麻痺
〇年×月●日 午前0時00分
テンカラットヒルに向かい、そこで待っていた少女と会話し、自分の本心を曝け出す。
その場で少女に何をされようと、全く抵抗せずに耐える。
少女に「死ね」と言われると同時に、これまでの人生で最も忘れたい記憶を思い起こしながら心臓麻痺を起こし、苦痛に塗れて死亡。

リューク「ククッ テンカラットヒルに午前0時ね」

スイレン「特別な理由も無いしテンカラットヒルでいいかなって。あそこ人がいなくて安全だし」

リューク「ククククッ…そうだなスイレン」

スイレン「じゃあ寝るからね。おやすみリューク」

リューク「おう。おやすみ…クククッ」

 

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