リーリエ

 

1: 2017/01/15(日) 19:35:02.592

リーリエ「ん……はふ……朝、ですか、朝食の準備をしないと」

リーリエ「ククイ博士……は、そういえば昨日から空間研究所の方に行かれていたのでしたね」

リーリエ「なら一人分とポケモンさんたちの朝食を用意すれば良さそうですね」

リーリエ「お湯を沸かして、ポーチドエッグの準備。その間にフライパンにバターをたっぷり引いて、イングリッシュマフィンを半分に」

リーリエ「フライパンからいい音がしてきました、お湯ももうすぐ沸きそうですね、食塩と酢を加えましょう」

リーリエ「ヤミカラスさんバターでキラキラしているからといってフライパンに近づくと危ないですよ?」

リーリエ「少し待ってください、ポケモンさんたちの朝食もすぐに用意しますから」

リーリエ「生卵をお湯に落として、イングリッシュマフィンもベーコンと一緒に焼いてしまいましょう」

リーリエ「ジュウっといい音がします、エーテルパラダイスを抜け出してから数ヶ月、わたしも人並みに料理が出来るようになってきました」

リーリエ「ふふ……これも、ミヅキさんのおかげですね」

2: 2017/01/15(日) 19:35:55.903

リーリエ「焼いている間に野菜を切ってしまいましょう」

リーリエ「? ポケモンさんたち待ちきれないのですか? わかりました、先にポケマメを召し上がって下さい」

リーリエ「そろそろ焼けた頃合いでしょうか、ポーチドエッグの方も熱の加え過ぎには注意しないといけませんね」

リーリエ「いい具合に焦げ目が付いて美味しそうです、バターの香ばしい匂いが鼻孔をくすぐります」

リーリエ「お皿に盛り付けましょう」

リーリエ「見た目も悪くないですし、ポーチドエッグも上手く出来ています。これなら、ミヅキさんにお出ししても恥ずかしくないですね」

リーリエ「ふふ……美味しいっていただけるでしょうか?」

リーリエ「あ、食事の前にニュースペーパーを取ってきましょう」

 

3: 2017/01/15(日) 19:36:46.714

リーリエ「新聞新聞、広告も一緒に入っていました」

リーリエ「ブティックに新しい商品が入荷したのでしょうか」

リーリエ「……と、いけません、先に朝食を食べてしまわないと、せっかくの作りたてが勿体無いですからね」

リーリエ「今度ミヅキさんにも食べてもらうんですから、美味しく出来ているかみておかないといけません」

リーリエ「……もぐもぐ、ん、美味しい」

リーリエ「笑みが溢れてしまいますね、ミヅキさんと一緒に食事する時の事を思うと、それだけで……」

リーリエ「そういえば、広告、ミヅキさんに似合いそうなお洋服は無いでしょうか?」

リーリエ「少しお行儀が悪いですけど……」

リーリエ「大安売りと……マラサダの新作に……どうやら今日はブティックの広告は無いみたいですね……ん、これは?」

リーリエ「カプ・リフレ?」

 

5: 2017/01/15(日) 19:38:18.627

リーリエ「なんでしょう? カプ・リフレ……」

リーリエ「ポケリフレ……? 新しい守り神さん……?」

リーリエ「開催中……? どうやら催し物のようですね?」

リーリエ「カプの村と何か関係のある行事でしょうか?」

リーリエ「ええと……開催地は……え?」

リーリエ「このアドレス……1ばんどうろの……」

リーリエ「ミヅキさんの家?」

 

7: 2017/01/15(日) 19:39:50.376

リーリエ「……気になりますね」

リーリエ「わたし、ミヅキさんのすることの一挙手一投足、目を離したくないのです」

リーリエ「ミヅキさんのことをもっと沢山知りたいのです」

リーリエ「……こんなこと直接ミヅキさんには言えませんが」

リーリエ「ごっくん……途中から食事の味がわからなくなってしまいました」

リーリエ「ミヅキさん、いったい何をするつもりなのでしょう」

リーリエ「ミヅキさんのすることですから、きっと素敵なことなのでしょうけど」

リーリエ「わたしが訪ねても良いものでしょうか、差し出がましくはないでしょうか……」

リーリエ「色々考えても仕方がないですね……」

リーリエ「身支度を整えてからミヅキさんのお家に向かうことにしましょう」

リーリエ「ご近所さん……ですし」

9: 2017/01/15(日) 19:43:05.318

リーリエ「ミヅキさんの家の前……なぜでしょう、緊張して来ました」

リーリエ「広告を見て参りました、そう言えばいいだけですのに」

リーリエ「すー……はー……」

リーリエ「よし――」

ミヅキ「リーリエ! いらっしゃい!」

リーリエ「きゃっ、み、ミヅキさん!?」

ミヅキ「さっ、入って入って!」

リーリエ「え、ええ!?」

ミヅキ「もー、遅いよリーリエ」

リーリエ「え、ええと……すみません?」

ミヅキ「ポストに入ってたでしょ?」

リーリエ「は、はいっ」

ミヅキ「いらっしゃいリーリエ! カプ・リフレにようこそ!」

 

13: 2017/01/15(日) 19:45:41.029

リーリエ「伺ってもよろしいでしょうか?」

ミヅキ「なあに?」

リーリエ「あの、カプ・リフレとは何なのですか?」

ミヅキ「そのままの意味だけど?」

リーリエ「いえ、わからないから聞いているのです」

ミヅキ「うーん、どう説明したら良いか、そうだ……案ずるより産むが易しだよ、リーリエにやってあげればいいんだ」

リーリエ「それを言うなら百聞は一見に如かずの方が近いかと」

ミヅキ「習うより慣れろ、だね」

リーリエ「はあ……」

ミヅキ「リーリエ、私のベッドに寝っ転がって」

リーリエ「み、ミヅキさんのベッドに、ですか!?」

ミヅキ「はやくはやく」

 

15: 2017/01/15(日) 19:48:36.703

リーリエ「あ……」

リーリエ(ミヅキさんの使っているベッド……)

ミヅキ「それじゃあ失礼しまーす」

リーリエ「ええ!? あ、あのミヅキさんもベッドに上がって、何をするつもりなのですか?」

ミヅキ「何って、カプ・リフレだよ?」

リーリエ「か、カプ・リフレっていったい何なんです……!?」

ミヅキ「だから、それを今からするんだってば」

リーリエ(み、ミヅキさんの顔が近い……)

ミヅキ「それじゃあいくよ?」

リーリエ「……ごくり」

ミヅキ「あーん……かぷっ」

リーリエ「ひゃんっ!」

 

16: 2017/01/15(日) 19:51:00.888

リーリエ「あ、あ、あのあの……ミヅキさん!?」

ミヅキ「ろーひはの?」

リーリエ「んんっ! 首筋を咥えながら喋らないでっ、くださ――」

ミヅキ「かぷかぷ」

リーリエ「んぁっ!」

ミヅキ「ぷはっ……咥えるじゃなくて、かぷかぷしてるんだよ」

リーリエ「はぁはぁ……かぷかぷ……?」

ミヅキ「かぷかぷして、リフレッシュして貰うから、カプ・リフレ」

リーリエ「かぷ……りふれ……」

ミヅキ「じゃあ続けるね?」

リーリエ「ぇ……?」

ミヅキ「かぷっ!」

リーリエ「あんっ……! ミヅキさん、そんなところ……ッ」

 

18: 2017/01/15(日) 19:53:32.425

リーリエ「み、耳はやめてくだ――」

ミヅキ「どうして……?」

リーリエ「ぅ……」

リーリエ(ミヅキさんの吐息が、すごく近い……)

リーリエ(とてもドキドキして、ミヅキさんを拒絶する言葉が出てきません)

ミヅキ「緊張してるね」

リーリエ「あ……」

ミヅキ「……リーリエの身体、解してあげる」

リーリエ「ほぐす……?」

ミヅキ「目をつぶって?」

リーリエ(どどど、どんなことをしていただけるのでしょう……!)

ミヅキ「ぎゅう!」

リーリエ「わっ、きゃっ!」ドサッ

 

 

ページ: 1 2 3 4