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1: 作者 2014/08/08(金) 09:00:49 ID:AXsQ0WI.0

医者「はい…」

セレナ「そんな…嘘でしょ…?」

シトロン「……それは本当なんですか!?」

医者「はい…サトシさんが強烈なショックを受けたせいで記憶が失われています……」

ユリーカ「サトシィ…」

セレナ「そんな…」ガクッ……

セレナ「サトシ………」

2: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 14:52:58 ID:CyTaTYU60

~そう、それは昨日のことだった~

シトロン「この吊り橋を渡れば次の街ですね!」

サトシ「そうか!よぉし!街についたら早速バトルする人探そうぜピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカァ!」

ひゅううぅぅぅぅうう……
ギシギシ…ギシッ!……

セレナ「でもちょっとこの橋危なくない?……」

~この時に私がサトシを止めていれば…~

~サトシは記憶を失わなくて済んだのに……~

サトシ「なんだよ怖いのかよセレナ!大丈夫だぜほら!」ピョンピョン!!

ギシギシ……ばきっ!

ユリーカ「サトシ危ない!」

サトシ「!シトロン!ピカチュウを頼む!」バッ!

シトロン「え!?はい!」ガバッ!

ピカチュウ「ピイカァー!」

サトシ「うわああぁぁぁああーー!!!」

セレナ「サトシィーー!!!」




 

4: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 15:23:03 ID:CyTaTYU60

シトロン「こっから下流の方に流されてますね!」

セレナ「でも降りるのなんて大変じゃない!シトロンなにかいいマシンとかないの!?」

シトロン「わかってますよ!いまこそサイエンスが未来を切り開く時!シトロニックギア!オン!」

ユリーカ「そういうのはいいからはやくぅ!」

シトロン「はい!これは竹トンボをモチーフにした、自由に空を飛べる機械!その名もタケコプターです!」

ユリーカ「お!なんだかまともな名前ね!どこにつけるの!?」

シトロン「頭につけるのです!」

セレナ「わかった!行くよ二人とも!」

ユリーカ「わぁ!凄い!ほんとに空を飛べてる!」

シトロン「そりゃあ当然です!僕のメカですから!」

セレナ「てことは…早く!急ぎましょう!メカが爆発してこの高さから落ちたら危ないわよ!?」

ユリーカ「そうだね!急ごう!」

 

5: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 15:35:19 ID:CyTaTYU60

シトロン「いましたよ!あんなところまで流されてましたね!」

セレナ「え?」

~サトシの周りにはまるでマトマの実を潰したのかという程赤く染まっていた……~

セレナ「嘘でしょ!?サトシ!サトシィ!ねぇ!」

ユリーカ「サトシ見つかったー?」

シトロン「ユリーカは来てはいけません!」

ユリーカ「え?」

セレナ「ねぇシトロン、これ夢だよね!?夢だよねぇ!?」

シトロン「……現実ですよ……目を背けないでくださいセレナ……」

セレナ「嘘…嘘…で…しょ?……」

シトロン「とにかく病院に運びましょう!」

~これが悪夢の始まりだった……~

 

6: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 16:13:59 ID:JJqhTh0U0

*病室*

セレナ「この中にサトシがいるのね?……」

シトロン「えぇ…とりあえず入って見ましょうか…」

セレナ「サ…トシ?入るわよ?……」カタカタ…

サトシ「君は?」

ユリーカ「!」

セレナ「サトシ…私だよ…?」

サトシ「君は誰なんだい…?」

セレナ「ねぇ!嘘でしょ!?ほんとはわかるんでしょ!?」

サトシ「君は僕の友達なのかい?……ごめん……僕はなにも覚えてないんだ……」

セレナ「嘘よ!嘘よ!」

シトロン「セレナ!落ち着いてください!」

セレナ「離して!離してよシトロン!」

シトロン「落ち着いてください!ユリーカも手伝ってください!」

ユリーカ「うん!セレナ!一旦ここを出よっ?」

シトロン「……すみませんサトシ……」

サトシ「……… ………」

 

7: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 16:31:45 ID:JJqhTh0U0




~しばらくして~

~in 病院の中庭~

シトロン「セレナはあのあと気を失ってしまうしユリーカは泣きじゃくっちゃったし…」

シトロン「これからどうしましょう…」

サトシ「あれ、君はさっきの……」

サトシはシトロンの隣のベンチに座った
しかしその目には以前のような輝きがなく、その目に映る世界はすべてモノクロなんじゃないかと疑うくらいだった……

シトロン「サトシ……」

サトシ「彼女、大丈夫だった?」

シトロン「……いえ……」

サトシ「そうか…すまないことをしたね…」

そういうとサトシは立ち上がって空を見上げた…

サトシ「君も僕の友達なんだよね…きっと……」

シトロン「えぇ……」

サトシ「なら……僕のことは放っといてくれないかい?」

シトロン「……!!」

サトシ「僕は多分以前の僕とは絶対に違う…わかってるんだよ、さ
っきの赤い帽子を被った女の子を見てればわかったよ……」

サトシ「今まで僕らは友達だったんだろ?」

シトロン「ええ…今も友達ですよ!!」

サトシ「でも僕はなにも覚えてない…君らとの大切な思い出を……」

 

8: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 16:53:46 ID:JJqhTh0U0

シトロン「これから思い出して行きましょうよ!」

サトシ「そうかもね…でもそれは皆に迷惑をかけることになる…」

シトロン「サトシのためならきっと皆喜んで協力しますよ!」

サトシ「そう言ってくれるのは嬉しいさ……」

シトロン「えぇ!ですから!」

サトシ「もう……僕の事はほっといてくれないか……?」

シトロン「え……?」

サトシ「……だから……僕抜きで旅をしてくれなか?……」

 

9: 名無しのデデンネ 2014/08/10(日) 17:06:39 ID:6Gt0WbeA0
セレナ……

 

13: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 21:54:28 ID:i/krqNlw0

シトロン「そ…んな……」

サトシ「ごめんね…じゃあ……」

シトロン「まっ!…待ってください!」

サトシ「僕は病室に残るから……」

シトロン「……セレナやユリーカになんていいましょうか……」

カサカサ…

ムサシ「聞いたコジロウ!?」

コジロウ「……あぁ…」

ニャース「ジャリボーイが…記憶を失ったにゃんて……」

 

15: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 22:16:25 ID:i/krqNlw0

シトロン「あぁ…セレナやユリーカになんていいましょうか……」

シトロンは頭を抱えこんで悩んでいる

ムサシ「あら、ジャリボーイ」

シトロン「あなたは!」

コジロウ「そう、俺らロケット団」

シトロン「もしかして今の聞いてたんですか?」

ニャース「聞いてたにゃ…」

シトロン「そうですか…」

シトロン「あなた達には好都合でしょうね、なんたっていつも狙ってるピカチュウの主人の記憶が無いんじゃね……」

コジロウ「…… ……」

ムサシ「…… ……」

シトロン「図星なんですか?」

そういうとシトロンは軽蔑しきった目でロケット団たちを見つめた……

コジロウ「いや…今なら言うが俺たちは…ジャリボー…いや、サトシとは恐らくお前らよりも付き合いが長い…」

シトロン「えっ!?」

ムサシ「私たちはあいつがカントーで旅をしている時から今まで6つの地方全てどこに行く時も追いかけ回してたからね」

ニャース「それがいきなり記憶を失うにゃんて流石に今はピカチュウを取ろうという気にもならないにゃ……」

シトロン「そうですか…すみませんね……誤解してましたよ……」

 

16: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 22:48:07 ID:i/krqNlw0

シトロン「では僕はセレナとユリーカのところへ行きますから…

ニャース「ジャリボーイ…」

シトロン「なんですか?」

ニャース「なにがあっても笑ってるんだにゃ」

シトロン「え?なにを言っ…」

ニャース「おみゃーらが悲しそうな顔してればジャリボーイにも伝わるにゃ…そしたらあいつの心はどんどん傷ついていくにゃ…」

ニャース「さっきジャリボーイはにゃんて言った?迷惑をかけたくにゃいと言ってたにゃ…この言葉をちゃんと受け止めるにゃ」

コジロウ「そうだ、昔のトレーナーであるあいつと、今の記憶を失ったあいつも、同じ人間だということを忘れるな…」

ムサシ「わかった!?」

シトロン「ありがとうございます……」

ニャース「……ニャー達にもできることはにゃいだろうか…」

コジロウ「そうだな…」

 

17: ENJOY ◆Wa9jO0ZpHQ 2014/08/10(日) 23:12:02 ID:i/krqNlw0

キィ…

シトロンは待合室の扉を開いたするとそこには赤く目を腫らして、髪は物凄く乱れてしまっているセレナがいた…

セレナ「あら、シトロン…こんな姿見られちゃって……恥ずかしいわね…」

そういうとセレナ目を擦った

シトロン「いえ…それだけサトシのことを大切に思っているんですよね?僕は笑いませんよ?」

セレナ「……そう、ありがとうシトロン……優しいわね……」

シトロン「いえいえ…あ、ユリーカは?」

セレナ「おトイレ行ってるわよ」

カチャ…キィ…

ユリーカ「あ、お兄ちゃん戻ってきてたの?」

シトロン「はい…そうだ、二人とも、今から大事な話をします……」

セレナ「うん…私はもう平気よ、なにを言われてもちゃんと受け止めるわ……」

シトロン「では……」

シトロンはさっきまでの出来事を伝えた…

セレナ「そう……」

ユリーカ「私やだよぉ!もうサトシと旅出来ないの?」

シトロン「ですから、皆でどうするか話し合いましょう」

セレナ「決まってるじゃない…記憶を取り戻して貰うわよ」

シトロン「……そうですね!」

ユリーカ「だね!」

 

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